この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠に続く恋を……
第17章 伝えたい言葉
「私ね………今、結城くんに会えて嬉しい」
そんな言葉が自然に出てきた。
「俺も、美羽さんに会いたかった。さっきはカッコいいこと言ったけど、結局は俺が会いたかったんだよね」
ギュッと結城くんに抱き締められる。
「メール……いつもありがとうね」
そっと結城くんの背中に手を回す。
「俺の方こそありがとう。美羽さんのメールで毎日励まされてた」
………違うよ。 いつも励まされてたのは私の方。
「俺ね、ちゃんと受け取ってたよ。美羽さんの気持ち」
「………気持ち?」
「うん。頑張れって。あと俺のこと好きって。書いてなくても伝わってた。………自惚れ………かな?」
真っ直ぐに目を見てそんな風に言われて……
私は「自惚れじゃない……」と一言返すのが精一杯で。
「俺さ……離れてみて、前よりももっと美羽さんが好きになった」
そう言って笑う結城くんの顔は、また涙で滲んでしまった ──。
そんな言葉が自然に出てきた。
「俺も、美羽さんに会いたかった。さっきはカッコいいこと言ったけど、結局は俺が会いたかったんだよね」
ギュッと結城くんに抱き締められる。
「メール……いつもありがとうね」
そっと結城くんの背中に手を回す。
「俺の方こそありがとう。美羽さんのメールで毎日励まされてた」
………違うよ。 いつも励まされてたのは私の方。
「俺ね、ちゃんと受け取ってたよ。美羽さんの気持ち」
「………気持ち?」
「うん。頑張れって。あと俺のこと好きって。書いてなくても伝わってた。………自惚れ………かな?」
真っ直ぐに目を見てそんな風に言われて……
私は「自惚れじゃない……」と一言返すのが精一杯で。
「俺さ……離れてみて、前よりももっと美羽さんが好きになった」
そう言って笑う結城くんの顔は、また涙で滲んでしまった ──。