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永遠に続く恋を……
第17章 伝えたい言葉
「私ね………今、結城くんに会えて嬉しい」


そんな言葉が自然に出てきた。



「俺も、美羽さんに会いたかった。さっきはカッコいいこと言ったけど、結局は俺が会いたかったんだよね」


ギュッと結城くんに抱き締められる。


「メール……いつもありがとうね」

そっと結城くんの背中に手を回す。



「俺の方こそありがとう。美羽さんのメールで毎日励まされてた」



………違うよ。 いつも励まされてたのは私の方。



「俺ね、ちゃんと受け取ってたよ。美羽さんの気持ち」

「………気持ち?」


「うん。頑張れって。あと俺のこと好きって。書いてなくても伝わってた。………自惚れ………かな?」



真っ直ぐに目を見てそんな風に言われて……



私は「自惚れじゃない……」と一言返すのが精一杯で。



「俺さ……離れてみて、前よりももっと美羽さんが好きになった」



そう言って笑う結城くんの顔は、また涙で滲んでしまった ──。
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