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永遠に続く恋を……
第3章 堕ちていく
午前の仕事が終わり、お昼休みを知らせるチャイムが鳴る。
隣の席に座る茉希ちゃんが小声で言った。
「はぁ……高遠さんってカッコいいですよね……結婚してなきゃな~。先輩!高遠さんの奥さんってどんな人ですか?」
私たちの視線の先には高遠さんがいる。
「さぁ……結婚式は海外だったし、披露宴はしなかったから」
「え~披露宴なしですか?私だったらみんなに見せびらかしちゃいます」
その時 ──。
「藤枝さん」
後ろから声かけられた。
「これ、明日の会議で使う資料です。念の為、藤枝さんの方でもチェックして頂けますか?データは後で送ります」
「うん。わかった」
「よろしくお願いします」と彼は微笑み、離れていった。
隣の席に座る茉希ちゃんが小声で言った。
「はぁ……高遠さんってカッコいいですよね……結婚してなきゃな~。先輩!高遠さんの奥さんってどんな人ですか?」
私たちの視線の先には高遠さんがいる。
「さぁ……結婚式は海外だったし、披露宴はしなかったから」
「え~披露宴なしですか?私だったらみんなに見せびらかしちゃいます」
その時 ──。
「藤枝さん」
後ろから声かけられた。
「これ、明日の会議で使う資料です。念の為、藤枝さんの方でもチェックして頂けますか?データは後で送ります」
「うん。わかった」
「よろしくお願いします」と彼は微笑み、離れていった。