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第4章 愛しくて、苦しくて……

リップ音を鳴らして離れた唇は、すぐにまた重ねられて……次第に呼吸が乱れていった。



「んん………っ」



深くなっていくキスに、夢中になっていると、彼の手が私の身体を弄った。




「………高遠さん………！お風呂………っ」


その言葉に彼の手がピタッと止まる。



「美羽………誘ってる？」


………え？


「いいよ。一緒に入ろ。続きはまた後で」



そう言って、高遠さんは身体を起こした。