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永遠に続く恋を……
第7章 不倫の恋のタブー
「それで自分と全く感性が合わなかったらどうするの?」
「その時は、あぁそういう感じ方もあるんだって思いますよ」
「なにそれ。結局、合っても合わなくてもいいってこと?」
私が思わず吹き出すと、
「やっと笑った。今日はそのまま笑ってて下さい。さっきまでの美羽さん、もの凄く難しい顔してましたよ?」
と彼も笑った。
………結局、” 美羽さん ” って呼んでるし。
もういいや。今日、映画観て食事をすれば、結城くんとはそれ以上関わることないだろうし。
やっぱり思い出すのは彼 ──。
高遠さんのことだった。
「その時は、あぁそういう感じ方もあるんだって思いますよ」
「なにそれ。結局、合っても合わなくてもいいってこと?」
私が思わず吹き出すと、
「やっと笑った。今日はそのまま笑ってて下さい。さっきまでの美羽さん、もの凄く難しい顔してましたよ?」
と彼も笑った。
………結局、” 美羽さん ” って呼んでるし。
もういいや。今日、映画観て食事をすれば、結城くんとはそれ以上関わることないだろうし。
やっぱり思い出すのは彼 ──。
高遠さんのことだった。