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永遠に続く恋を……
第15章 心の声 ─ side 結城 恒

美羽さんを置いて、店を出てしまったことを俺は激しく後悔していた。
自分の想いが伝わらないのがもどかしくて……。
自分でも大人気ないことをしてしまったと……もしかして、美羽さんが俺を好きになってくれないのは、こういうところがあるからなのかななんて思った。
── 数日後、俺のアメリカ研修行きが決まった。
それから出発の前日まで、今抱えている仕事の引き継ぎとか、研修に関する打ち合わせ、その合間に荷造りと、慌ただしく過ぎていった。
あの日以来、彼女とゆっくり話す暇もなくて。
連絡しようかと思ったけれど、何を言ったらいいのか分からなかった。
彼女からの連絡はなかった。
そして出発の前日、俺は定時で仕事を終え、彼女の姿を探したけれど、会議に出席していて会えず……先輩たちの激励を受けて会社を出た。
自分の想いが伝わらないのがもどかしくて……。
自分でも大人気ないことをしてしまったと……もしかして、美羽さんが俺を好きになってくれないのは、こういうところがあるからなのかななんて思った。
── 数日後、俺のアメリカ研修行きが決まった。
それから出発の前日まで、今抱えている仕事の引き継ぎとか、研修に関する打ち合わせ、その合間に荷造りと、慌ただしく過ぎていった。
あの日以来、彼女とゆっくり話す暇もなくて。
連絡しようかと思ったけれど、何を言ったらいいのか分からなかった。
彼女からの連絡はなかった。
そして出発の前日、俺は定時で仕事を終え、彼女の姿を探したけれど、会議に出席していて会えず……先輩たちの激励を受けて会社を出た。

