この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第42章 最初で最後の……


太陽の下で笑顔ではしゃぎ気味の彼は、いつか目を妖しくぎらつかせて私を組み敷いた時とは全く違う人に見えた。

寧ろ年齢よりも少し幼く見える。

思わずじっと見詰めていたら、彼は身を屈めて額にチュッとキスしてきた。



「……もっ……ん……にも……て……ったじゃない!」



触れられた額が、頬が、抱かれた肩が堪らなく熱かった。

――何もしないって言ったじゃない、と怒鳴りたいのだが憤慨しすぎて、呆れて、そして恥ずかしくて口が上手く回らない。

拳を振り上げて彼の頭を叩くと、彼は舌を出しておどけて笑った。

だが、決して肩を抱く手を離そうとしない。


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ