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愛しては、ならない
第8章 遊園地での賭け③




――やはり、気持ちは通じないのだろうか。

私は、剛さんと些細な事で笑ったり、泣いたり……
春も夏も秋も冬も、そして次の年の季節がやってきても一緒に過ごしたい。

悟志さんと、祐樹と、私と剛さんの四人で。


祐樹と剛さんが成長して行くのを、傍で見ていたい。



確かに、最初は祐樹と似た子なら誰でも良いと思っていた。


けれど今は違う。


剛さんに、心から笑って欲しいし、そして、笑わせるのは、私でありたい……



そう思うのは、やはり私の勝手なエゴに過ぎないのだろうか。



剛さんからしたら、迷惑でしか無いのかも知れない。



私のしようとしている事は、只の押し付けなのかも知れない…――…




嗚咽が止まらず、泣いていたら、膝の上に居た祐樹がいつの間にか目を醒ました。

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