この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第13章 甘い、地獄の日々




剛は唖然とし、佇んでいた。


(――ひょっとして、俺の下心が伝わったのだろうか……それで怖がらせた?)



溜め息を吐いた時、菊野がタオルを手に必死の形相でバタバタ走って戻って来て、剛のシャツを掴むとゴシゴシ拭き始めた。


「――?き、菊野さん?」

「ごめんなさい――!私……剛さんの制服を……涙と……はっ……洟でデロデロに――!」


涙目になりながら詫びる彼女に、剛は思わず吹き出すと、その小さな手を掴んだ。



菊野は目を丸くして剛を見詰めた。



「――気にしないで下さい。洗えばいい事ですから……なんなら、もっと胸で泣いても構いませんよ」



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ