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愛しては、ならない
第21章 君の罪は、僕の罪
悟志は、布の上から蕾を摘まんだり撫でたり、焦らす様に太股をまさぐったりしながら息を荒くしながら私の耳元に囁く。
「イイのかい……?
彼の指とは、比べ物にならない位に良くしてあげるよ……」
「あっあっ……」
喘ぐ私を見下ろし、悟志はニヤリと笑うと突然手を止めて離れ、ビジネスバッグの中を探り始めた。
突然解放され、呼吸を整えようと胸を掌で押さえるが、悟志の愛撫で身体の中心は既に甘く淫らに疼いている。
彼が背中を向けたままバッグから何か黒い塊を出したのが見えた時、
"ギイイ――ン"
という機械音が響き、私は何事かと目を見張る。
悟志はクツクツ笑いながらゆっくりと振り向き、黒い塊を手にベッドへ上がって来た。