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愛しては、ならない
第21章 君の罪は、僕の罪
「いやっ……怖い……
止めて……悟志さん……止めて……!」
首を振り懇願するが、悟志はベッドの脇に畳まれて置いてある、ピンクのキャミソールとショートパンツに視線を移し目を一層ぎらつかせ低く笑いながら言う。
「ふふ……
怖い事は何も無いよ……
あの頃の君と、今の君は違う……
あれを着て……
十五歳の義理の息子を誘惑する程までに、淫らな女になったんだからね……」
――しまった、と思う。
悟志に
"また着て見せてよ"
と言われる度に拒否していた、セクシーな部屋着。
昨夜着て洗濯をし、迂闊に出したままだった。
「ご……誤解よ!
そんなつもりじゃ……
ああっ!」
悟志は、電源を入れた黒い玩具をショーツの上から押し当てた。
経験した事の無い快感に、私は絶叫する。