この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第24章 滅ぼせない恋情③
うーん……どうしよう……

目の前で、眩しい程の美少年がキラキラした目を私に向けているが、彼にお礼といっても何をすれば良いのか……


お家に呼んで夕食でも一緒に……

と頭に浮かぶが、良く考えたら今暫くは、悟志のことで忙しいし……





余程私が困った顔をしていたのだろうか。

彼は柔らかく微笑み、言った。




「気を遣わなくていいんですよ。
剛は友達だし、友達のご家族のピンチを救うのは当然ですから」





「……うっ……でも」




剛といい、森本といい、高校生に成り立てだというのに、この落ち着きっぷりは何なのだろう。


(私のほうが、子供みたい……)





また軽く落ち込み、下を向いていると、彼が笑いを溢した。





「そうですね……
何か、菊野さんが、僕にしてくれるなら……」



私が顔を上げた時、彼の手が顎を掴んでいた。





 
/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ