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愛しては、ならない
第2章 十年振りのバースデーカード



俺は思わず舌打ちした。


――相変わらず、嫌味な位に清々しい笑顔をしやがる。


祐樹はその天真爛漫なキャラと音大仕込みのピアノの実力、優しく響く澄んだ歌声と甘いルックスでバンド内で一番の人気者だ。


まあ、ボーカルはバンドの顔なのだから人気があって当たり前だ。


俺はそう思う。



祐樹と俺は顔立ちが似ていると良く言われるが、俺はその事にコンプレックスを持っていた。



だから普段は伊達眼鏡かサングラスをして顔を隠している。



確かに似ているが、血の繋がりはない。



だが、義理の兄弟なのだ。


ややこしい、と我ながら思う。


人に説明するのが面倒だ。

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