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愛しては、ならない
第5章 戸惑いの始まり




その時店内に流れるピアノの音にデジャブを感じ顔を上げた。



華やかな、愛らしいこの旋律は……




そう、剛が弾いていたショパン。




楽しくて跳ねるような曲なのに、弾いている彼の瞳の中には沈んだ色が見えた。
優雅な仕草で鍵盤を奏でる彼を、遠くからでなくもっと近くで見たい、無性にそう思ってしまった――



でも、いざ目の前に彼が居ると緊張して……




「やだっ……」



ある言葉が頭に浮かび、思わず頬を押さえた。



「?」



真歩が怪訝な目で見る。



剛の事を思い出すだけで頬が熱くなり、動悸が激しくなる。
これはまるで、恋しているみたいじゃないか。



(ウソ……
だってあの子はまだ子供よ……?)

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