この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第34章 恋の短夜(みじかよ)



長い長いキスだった。

ここまで執拗に唇を離さない彼女は初めてだったので、驚きと共に訝しい感情がチラリと俺の中から生まれる。

一体、どうしたと言うのか。

今夜の彼女は今までの中で最も大胆で魅力的だが、あまりにも烈しくて、何処か無理をしている様にも見えた。

それとも、何かを心の中に隠しているのだろうか?

二人の唇が漸く離れ、呼吸を整えてから俺は彼女の頬に触れ、口を開いた。



「菊野……もし」



俺の言葉を最後まで聞かず、菊野は腰を回しながら蕾をギュウ、と思いきり締めた。

電流に打たれたように身体中が痺れて、一瞬息が止まる。

そしてまた、同じ事を繰返しながら、菊野も甘い溜め息を漏らした。


/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ