この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛しては、ならない
第6章 遊園地での賭け




「ねえ、ママ、今度久しぶりに遊園地に行きたいな」


「ママもそれを言おうと思ってたの――!」



なんだか嬉しくなり、祐樹をギュウと抱き締めた。



お日様の匂いがする。

幸せにうっとりとしていたが、唐突にある考えが浮かぶ。




「ねえ祐樹?
遊園地……あのお兄さんも一緒でもいいかな?」



祐樹は目を輝かせた。



「うん!いいよ~!
お兄さんと行きたいな!」



「本当にいい?」



「いいよ~!だってボクのお兄さんになるんでしょ?」



「祐樹……!」



私は、また抱き締めてしまう。


腕の中でくすぐったがって笑う祐樹を愛しく思いながら、私は覚悟を決めていた。



――剛さんが今まで貰えなかった愛情を、祐樹に注ぐのと同じ位にあげよう。

家族同然になるのは無理でも……

剛さんの心からの笑顔が見たい――



/1680ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ