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時を越えて
第1章 時を越えて
それにはまず、「夜中2時に、手鏡を星と重なるようにかざしそしたら星からオーロラの光が現れ、手鏡に反射しその光で、時を越えて過去に行ける」と書いていた。

(ふ~ん なるほどね 簡単なことだわあ 恋をしなければいいことと、人にはこの事を話してはいけない、手鏡を割ってはいけない この三つを守ればこっちに帰って来れるのね。)

私は納得したように、迷いはなかった。それよりこれから起こる出来事に 胸がふくらんでいた。
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