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時を越えて
第1章 時を越えて
そして 「必ず帰ってきてくれ!俺はおまえが帰って来るのを待ってる。 いいだろう?」

私は返事に困った。

「奨 それは…… さっきも言ったように、私には 旦那 子供がいるし 今は返事 できないよ! どっちになるか 正直自分でもわからない…… 」

私はそう言った。

「もうすぐ 時間なの…夜中の2時に星が瞬いたとき その手鏡を星に重ねてかざすと そこから 光が現れ その光にすいこまれて 未来へ帰ることができるわけなの。」


私は寂しい声で奨に告白した。
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