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時を越えて
第1章 時を越えて
「響もう 離れないよな!俺の側にいるよな? 」

奨は私の耳元で言った。

「その話は後にしよう。それよりお腹減っちゃった。久しぶりに奨の手料理が食べたいなあ。」


その途端 お腹がギュッ-と鳴った。

(そういつも奨は料理を作ってくれた。私は食べるばかりで)

私はクスッと笑いながら思っていた。

「そうだな まずは腹ごしらえだなあ よし この奨兄ちゃんが 作ってやる 待ってろよ。」

「うん。待ってる」


私は明るく返事した。


そう言って 奨はキッチンへ行った。
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