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時を越えて
第1章 時を越えて
そして、奨と私は撮影場所に着いた。

すると直ぐに監督がやってきて声をかけてくれた。

「おお 二人帰ってきたなあ お帰り いい旅行してきたか?」

「はい 楽しかったです。」

奨と私は同時ににこやかに言った。

「監督ありがとうございました。」

私は頭を下げた。

すると「そうか そうか それは良かった。」

言いながら監督は奨のいる方へ向きを変えた。
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