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時を越えて
第1章 時を越えて
そして 用意してた車に乗り出発した。

少し走ってると、ようやく街に着いた。


そこはホントに都会の真ん中だった。


奨と私は一つのビルの下に車を止め奨が着替え出した。

「奨お兄ちゃん着替えるの?」と私は言った。

「そうだよ!外に出ればお兄ちゃん、妹響と違うんだから。」と私に言った。

それもそのはずマンションではラフな格好でどこから見ても俳優の奨と思わないぐらいだから。

「だから一人の俳優奨とその妹役の新人さんと振る舞わないと…… 二人がお兄ちゃんと妹のふりしているのは誰も知らないからね またわかったら 響にも迷惑がかかるからね。」

私はその言葉が嬉しかった。
一方で 奨の妹役の新人の言葉を聞いて…… (そっか 寂しいけど 妹役の新人か…)
私は急にテンションが下がり出した。
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