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時を越えて
第1章 時を越えて
そう言った。奨が又私の前に戻ってきた。

「安心しろ。もうあんなことはしてこないから 釘をさしてきたから。」

「ありがとう奨。本当に良かった。」

私は涙を流していた。その様子を驚いたように奨が見ていた。」

そして、「でもよっぽど大切な手鏡なんだなあ そんなにお前が泣くなんて なんか理由があるのか?」

私はドキッとした。





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