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時を越えて
第1章 時を越えて
帰り道 「響ネックレス付けるか?」と奨が言ってきた。

「今は 良いよ帰ってからで。」と私は言った。


そして早く帰ろうと 歩き出した時だった。

「響! 」と奨が歩きかけていた私の手を掴んだ。


私は急な事で、後ろにひっぱられて 倒れそうになった。

その体を奨が受け止めて 抱きすくめられた。
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