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ヒレツガワ
第1章 交渉
南茶手高校サブカルチャー研究部、通称サブカル研は廃部の危機に晒されていた。
「どうか、廃部だけは勘弁して欲しい」
生徒会室で土下座するサブカル研の新部長・喜連川 真人を、
「マンガやアニメをサブカルチャーだと言ってコミックスやDVDやゲームの購入に部費を全て注ぎ込み、研究という名目で読んで観て遊ぶだけで何ら生産性のないキモオタ集団に貴重な予算を割く価値などないわ」
新生徒会長・衣川 梓は冷たく切り捨てる。
「どうしてもダメか」
「どうしてもダメよ」
「ならば致し方ない、できればこんな卑劣な真似はしたくなかったのだが…」
「どうか、廃部だけは勘弁して欲しい」
生徒会室で土下座するサブカル研の新部長・喜連川 真人を、
「マンガやアニメをサブカルチャーだと言ってコミックスやDVDやゲームの購入に部費を全て注ぎ込み、研究という名目で読んで観て遊ぶだけで何ら生産性のないキモオタ集団に貴重な予算を割く価値などないわ」
新生徒会長・衣川 梓は冷たく切り捨てる。
「どうしてもダメか」
「どうしてもダメよ」
「ならば致し方ない、できればこんな卑劣な真似はしたくなかったのだが…」