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第3章 イベント成果

店主は全員の顔を順番に眺め、一周してもう一度 喜連川を見つめる。

「コレの価値なら、よく知ってるさ。何せ俺はサブカル研初代部長だからな」

「…は？」

「俺の在学中は、あんな生徒会長はいなかった。お前ら自分達がどれだけ恵まれてるか、分かってないな」

顎の髭を掻きながら、店主は預かっていたゲームや本を乗せた台車を喜連川に示す。

「まあとにかく、金は返してもらったことだし、さっさと持って帰れ。いいか、梓ちゃんにはちゃんと礼を言えよ？」