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セフレの彼は幼なじみ
第1章 約9年前、遊園地にて
その後、何度かびっくりさせられたものの、どうにかお化け屋敷を抜けた二人。
だが、菜那美の胸のドキドキは一向におさまらなかった。
自宅に帰ってからも。
翌日になっても。
なぜか、陸翔を見ると胸の鼓動が早くなり、今までのように気楽に話しかけることができなくなってしまっていた。
陸翔の方は、鈍感なためか、寡黙であまり他人に干渉しない性格のためか、菜那美の態度の変化には全く気づいていない様子だったが。
菜那美はそれから何週間も経ってから、偶然読んだ本により、自分に起きた変化の理由を知った。
陸翔に恋をしたからだと。
だが、菜那美の胸のドキドキは一向におさまらなかった。
自宅に帰ってからも。
翌日になっても。
なぜか、陸翔を見ると胸の鼓動が早くなり、今までのように気楽に話しかけることができなくなってしまっていた。
陸翔の方は、鈍感なためか、寡黙であまり他人に干渉しない性格のためか、菜那美の態度の変化には全く気づいていない様子だったが。
菜那美はそれから何週間も経ってから、偶然読んだ本により、自分に起きた変化の理由を知った。
陸翔に恋をしたからだと。