この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第7章 絵莉花
放課後、陸翔はサッカー部の練習があるというので、菜那美は部室前まで見送りに行くことにした。
今年の春までは、しょっちゅうそのまま練習を最後まで見学し、陸翔と一緒に帰ることもしばしばだったのだが、3年生になってからは見学することすらほとんどなくなってしまっている菜那美。
言うまでもなく、陸翔に彼女が出来たことが原因だった。
菜那美は何となく、彼女とばったり顔を合わせることすら、気が引けたので。
なのでこの日も、部室前で陸翔に「また明日」と挨拶をした菜那美は、見学せずに帰ることに。
ところが、いざ帰ろうと歩き出した途端、背後から声をかけられて立ち止まった。
今年の春までは、しょっちゅうそのまま練習を最後まで見学し、陸翔と一緒に帰ることもしばしばだったのだが、3年生になってからは見学することすらほとんどなくなってしまっている菜那美。
言うまでもなく、陸翔に彼女が出来たことが原因だった。
菜那美は何となく、彼女とばったり顔を合わせることすら、気が引けたので。
なのでこの日も、部室前で陸翔に「また明日」と挨拶をした菜那美は、見学せずに帰ることに。
ところが、いざ帰ろうと歩き出した途端、背後から声をかけられて立ち止まった。