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セフレの彼は幼なじみ
第7章 絵莉花
絵莉花は人好きのする微笑を浮かべて、菜那美に言う。
「突然、驚かせてしまってすみません。私、陸翔君と今お付き合いさせていただいている夕凪絵莉花(ゆうなぎ・えりか)と申します。失礼ですが、鷲沢さんですよね?」
菜那美は声も出ないほど驚いていたが、どうにか「ええ」と言葉を返した。
「いつも彼がお世話になっております。それでですね、陸翔君への差し入れとしてお菓子を持ってきたんですが、たくさん作りすぎちゃって、ご迷惑でなければ鷲沢さんもお召し上がりいただけないかと思いまして」
柔和な表情のまま、可愛いピンクの小袋を取り出すと、その中から何かを取り出す絵莉花。
それはどうやら、銀紙に包まれたクッキーのようだ。
絵莉花はそれを菜那美に向かって差し出す。
「突然、驚かせてしまってすみません。私、陸翔君と今お付き合いさせていただいている夕凪絵莉花(ゆうなぎ・えりか)と申します。失礼ですが、鷲沢さんですよね?」
菜那美は声も出ないほど驚いていたが、どうにか「ええ」と言葉を返した。
「いつも彼がお世話になっております。それでですね、陸翔君への差し入れとしてお菓子を持ってきたんですが、たくさん作りすぎちゃって、ご迷惑でなければ鷲沢さんもお召し上がりいただけないかと思いまして」
柔和な表情のまま、可愛いピンクの小袋を取り出すと、その中から何かを取り出す絵莉花。
それはどうやら、銀紙に包まれたクッキーのようだ。
絵莉花はそれを菜那美に向かって差し出す。