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セフレの彼は幼なじみ
第2章 満員電車にて
「んん……ん……」
夏休みが近づく7月初旬、学校帰りの満員電車の中で、菜那美は必死で声を我慢していた。
菜那美のお尻を、制服の上から撫でる手があったからだ。
その手の主はスーツ姿の男だったが、菜那美からは角度的にその姿は見えない。
やがて、男の手はスカート内にも入ってきた。
慌てる菜那美だが、その手は容赦なく太ももを伝って、上へと上がっていく。
「ひゃ……あ……!」
さっきから菜那美は必死に、目の前の陸翔にサインを送っていた。