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セフレの彼は幼なじみ
第2章 満員電車にて
陸翔と菜那美は、中学校だけでなく、高校も同じ学校に通っている。
菜那美の方から、「この高校を受験する予定なんだけど、陸翔はどうする?」と、それとなく聞いてみると、陸翔が「じゃあ、そこでいいや」と半ば投げやりな様子で同意したのだ。
菜那美は内心、大喜びだった。
長らく片思いを続けている陸翔と、高校も一緒に通えることになりそうなので。
そして、必死で勉強し、受験に合格したのだった。
普段から成績優秀な陸翔も、当然のごとく合格することに。