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セフレの彼は幼なじみ
第8章 四度目
「あぁん……陸翔ぉ……すごい……」
まだ興奮冷めやらぬ中、菜那美が言う。
本当は「好き」と言いたいところを、グッとこらえて名前を呼ぶにとどめたようだ。
二人は依然として、しっかり繋がったまま、対面座位の体勢で抱きしめあっている。
「気持ちよかったぞ、菜那美」
陸翔はそう言葉を返すと、再び菜那美の唇にキスをした。
右手で菜那美の後ろ頭を撫でながら。
うっとりと目を閉じ、重なり合う唇に神経を集中する菜那美。
自らの胸がトクントクンと鳴っているのを、菜那美ははっきりと感じていた。
陸翔に自分の名前を呼んでもらうだけでも幸せな菜那美にとっては、一つに繋がったまま唇まで合わせている現状は、まるで天国にいるかのような心地だったといえる。
まだ興奮冷めやらぬ中、菜那美が言う。
本当は「好き」と言いたいところを、グッとこらえて名前を呼ぶにとどめたようだ。
二人は依然として、しっかり繋がったまま、対面座位の体勢で抱きしめあっている。
「気持ちよかったぞ、菜那美」
陸翔はそう言葉を返すと、再び菜那美の唇にキスをした。
右手で菜那美の後ろ頭を撫でながら。
うっとりと目を閉じ、重なり合う唇に神経を集中する菜那美。
自らの胸がトクントクンと鳴っているのを、菜那美ははっきりと感じていた。
陸翔に自分の名前を呼んでもらうだけでも幸せな菜那美にとっては、一つに繋がったまま唇まで合わせている現状は、まるで天国にいるかのような心地だったといえる。