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セフレの彼は幼なじみ
第8章 四度目
慌てる菜那美だったが、陸翔は気にする素振りも見せずに、むしろ嬉々として言葉を返した。
「そっか! 菜那美は俺に征服されてしまった感じなのか! 何だか、いいな……それ! そんなに恥ずかしがるなってば。思ったことや感じたことを隠さず言葉にしてくれるの、俺はけっこう好きだな」
菜那美が自分の言っていることに急に恥ずかしくなって言葉を切ったと、陸翔は勘違いしたようだ。
そして、こんなことを言ってもらえた菜那美は、ますますうっとりとしてしまう。
特に最後の「俺はけっこう好きだな」という部分に胸をときめかせる菜那美。
別に「お前が好き」と言われているわけではないと菜那美も分かっているものの、どんなことであれ、自分に関することで陸翔が「好き」と言ってくれるのは嬉しく、舞い上がるような気分になるのだった。
「そっか! 菜那美は俺に征服されてしまった感じなのか! 何だか、いいな……それ! そんなに恥ずかしがるなってば。思ったことや感じたことを隠さず言葉にしてくれるの、俺はけっこう好きだな」
菜那美が自分の言っていることに急に恥ずかしくなって言葉を切ったと、陸翔は勘違いしたようだ。
そして、こんなことを言ってもらえた菜那美は、ますますうっとりとしてしまう。
特に最後の「俺はけっこう好きだな」という部分に胸をときめかせる菜那美。
別に「お前が好き」と言われているわけではないと菜那美も分かっているものの、どんなことであれ、自分に関することで陸翔が「好き」と言ってくれるのは嬉しく、舞い上がるような気分になるのだった。