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セフレの彼は幼なじみ
第11章 帰り道で……
 正面から向かい合う形で、どんどん密着する二人。

 当然ながら、菜那美は早くも夢見心地だった。

 しかし、あの痴漢に遭った日以来、音楽を聴くこともせずに毎日菜那美の周囲に目を光らせてくれている陸翔は、この日は特に細心の注意を払いながら辺りを警戒しているようだ。

 その表情は真剣そのもので、そんな陸翔の表情すらも、菜那美をドキドキさせている。

 正面から身体を密着させているせいで、二人の顔は近い距離にあったので、なおさらだった。

 陸翔が真面目な表情のまま言う。

「また痴漢が出るとマズイから、あの日みたいにお尻に手を当ててもいいか?」

「もちろん」

 菜那美は二つ返事だ。

 菜那美としては、「痴漢に触られたくない」という思いと同じくらい、「陸翔に触られたい」と思っていたのだが。




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