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セフレの彼は幼なじみ
第11章 帰り道で……
ところが、突然、陸翔が指の動きを止め、菜那美の体から手を離す。
唐突な終わりに戸惑いと寂しさを感じる菜那美だったが、すぐに理由が分かった。
車内アナウンスが全く耳に入ってこないほどに悦楽真っ只中にいた菜那美が気づかぬうちに、二人が降りる駅へと電車が近づいていたのだ。
まもなく、徐行を始めた電車は駅へと到着し、ドアがゆっくりと開かれた。
陸翔は菜那美の手を取ると、「すみません」と周囲の人に言いつつ、人波を掻き分けてドアへと向かう。
そして、二人はドアを抜け、ホームへと降り立った。
唐突な終わりに戸惑いと寂しさを感じる菜那美だったが、すぐに理由が分かった。
車内アナウンスが全く耳に入ってこないほどに悦楽真っ只中にいた菜那美が気づかぬうちに、二人が降りる駅へと電車が近づいていたのだ。
まもなく、徐行を始めた電車は駅へと到着し、ドアがゆっくりと開かれた。
陸翔は菜那美の手を取ると、「すみません」と周囲の人に言いつつ、人波を掻き分けてドアへと向かう。
そして、二人はドアを抜け、ホームへと降り立った。