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セフレの彼は幼なじみ
第12章 菜那美の母
菜那美の母が、コップとお菓子の乗ったお盆を手に、入ってきて言った。
「陸翔君、いらっしゃい。ゆっくりしていってね」
「おばさん、お邪魔してます。わざわざすみません」
陸翔の声色には、少しも動揺がみられない。
いざってときには肝が据わっているんだなぁ、と感じる菜那美。
菜那美の母は、テーブルの上にお菓子とコップ2つを置きながら、陸翔に向かって言った。
「あら、また勉強を見てくれてるのね。陸翔君、ホントにごめんね。菜那美も陸翔君くらい、優秀な成績を取ってくれたらなぁ」
「ちょっと、お母さん。私だって、別に成績が悪いわけじゃないでしょ。中くらいじゃん」
「菜那美は中の下くらいでしょ。たま~に中の上があるくらいで、普段はね」
「うう……」
図星なので何も言い返せない菜那美。
「陸翔君、いらっしゃい。ゆっくりしていってね」
「おばさん、お邪魔してます。わざわざすみません」
陸翔の声色には、少しも動揺がみられない。
いざってときには肝が据わっているんだなぁ、と感じる菜那美。
菜那美の母は、テーブルの上にお菓子とコップ2つを置きながら、陸翔に向かって言った。
「あら、また勉強を見てくれてるのね。陸翔君、ホントにごめんね。菜那美も陸翔君くらい、優秀な成績を取ってくれたらなぁ」
「ちょっと、お母さん。私だって、別に成績が悪いわけじゃないでしょ。中くらいじゃん」
「菜那美は中の下くらいでしょ。たま~に中の上があるくらいで、普段はね」
「うう……」
図星なので何も言い返せない菜那美。