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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
校舎裏にて腰を下ろす菜那美と智孝。
すぐに智孝が話を切り出した。
「鷲沢さん、その後、どう?」
菜那美は返答に窮した。
陸翔と彼女のことを思うと胸を痛めたり後悔したりするばかりだったが、そんなことを智孝に伝えるのは惨めなので。
そういうわけで、当たり障りのない答えをしておくことに。
「な、何も特に変わりはないかな」
「そっか……僕と同じだね。そして、あの二人は今日も食堂へ行って食事をとってから、二人っきりでどこか行くんだと思う。切ないね、僕らは」
しみじみと言う智孝。
菜那美も同感だった。
すぐに智孝が話を切り出した。
「鷲沢さん、その後、どう?」
菜那美は返答に窮した。
陸翔と彼女のことを思うと胸を痛めたり後悔したりするばかりだったが、そんなことを智孝に伝えるのは惨めなので。
そういうわけで、当たり障りのない答えをしておくことに。
「な、何も特に変わりはないかな」
「そっか……僕と同じだね。そして、あの二人は今日も食堂へ行って食事をとってから、二人っきりでどこか行くんだと思う。切ないね、僕らは」
しみじみと言う智孝。
菜那美も同感だった。