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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
すると、智孝が一つ咳払いをしてから言う。
「そういえば、もうすぐ夏休みだよね。せっかくの長期休暇なのに、現状のままだと、鷲沢さんは陸翔と、僕は絵莉花と、それぞれ一緒にどこかへ行くことはまず無理と言わざるをえないでしょ。悲しいけど」
「う、うん……」
頷く菜那美。
智孝の言うことはもっともで、菜那美は早くも暗い気分になってきた。
今まで、当然のように陸翔と一緒に、夏祭りやプール、映画館など色々な場所へ出かけてきた夏休みの思い出が、菜那美の胸に迫ってくる。
今年は全て無理なのだと思うと、菜那美は気が滅入ってきた。
このままでは勉強も手につかない、という気になってくる菜那美。
「そういえば、もうすぐ夏休みだよね。せっかくの長期休暇なのに、現状のままだと、鷲沢さんは陸翔と、僕は絵莉花と、それぞれ一緒にどこかへ行くことはまず無理と言わざるをえないでしょ。悲しいけど」
「う、うん……」
頷く菜那美。
智孝の言うことはもっともで、菜那美は早くも暗い気分になってきた。
今まで、当然のように陸翔と一緒に、夏祭りやプール、映画館など色々な場所へ出かけてきた夏休みの思い出が、菜那美の胸に迫ってくる。
今年は全て無理なのだと思うと、菜那美は気が滅入ってきた。
このままでは勉強も手につかない、という気になってくる菜那美。