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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
智孝はさらに話し続ける。
「ともかく、夏祭りへ一緒に行ければ、それだけでも大きな成果かなぁってね。正直、夏祭りと花火大会へ、絵莉花と一緒に今年は行けないってことだけで、僕の悲しみと寂しさは計り知れないほどだから。どんな形であれ、絵莉花と一緒に行きたいって思って……。何だか、そのために、鷲沢さんを利用しているような形になってしまっててごめんね。で、どうかな? 付き合うふりをしてくれる?」
「もちろん!」
菜那美は二つ返事でOKし、さらに言った。
「私を利用しているとか、そんなこと全然思わないから。私だって、びっくりするほど、早乙女君と状況が似てて……。陸翔と一緒に、夏祭りや花火大会へ行けないって思うだけで、胸が苦しくて。だから、ぜひ、こちらこそよろしく!」
すぐに了解してくれた菜那美を見て、智孝の顔色もパッと明るくなった。
「ともかく、夏祭りへ一緒に行ければ、それだけでも大きな成果かなぁってね。正直、夏祭りと花火大会へ、絵莉花と一緒に今年は行けないってことだけで、僕の悲しみと寂しさは計り知れないほどだから。どんな形であれ、絵莉花と一緒に行きたいって思って……。何だか、そのために、鷲沢さんを利用しているような形になってしまっててごめんね。で、どうかな? 付き合うふりをしてくれる?」
「もちろん!」
菜那美は二つ返事でOKし、さらに言った。
「私を利用しているとか、そんなこと全然思わないから。私だって、びっくりするほど、早乙女君と状況が似てて……。陸翔と一緒に、夏祭りや花火大会へ行けないって思うだけで、胸が苦しくて。だから、ぜひ、こちらこそよろしく!」
すぐに了解してくれた菜那美を見て、智孝の顔色もパッと明るくなった。