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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
「だから、大きな声では言わないでって。あと……コングラッチュレイション『ズ』だね、正しくは」
「いやいや、そんなことどっちでもいいでしょうが。そんなどうでもいいことより、熱愛ニュースのことを話そうよ! 菜那美は隠したいみたいだけど、こんなビッグニュース、隠していても、すぐに広まるってば! ねぇねぇ、もっと話を聞かせて! どういう経緯で付き合うことになったのか、などなど!」
いつしか、菜那美の周りには人だかりができている。
みんな身を乗り出して興味津々の様子だ。
菜那美は苦笑しつつ答える。
「べ、別に特別な話は何もないんだけど。さっき告白されて、付き合うことにしたってだけで……」
ざわつく周囲。
「いやいや、そんなことどっちでもいいでしょうが。そんなどうでもいいことより、熱愛ニュースのことを話そうよ! 菜那美は隠したいみたいだけど、こんなビッグニュース、隠していても、すぐに広まるってば! ねぇねぇ、もっと話を聞かせて! どういう経緯で付き合うことになったのか、などなど!」
いつしか、菜那美の周りには人だかりができている。
みんな身を乗り出して興味津々の様子だ。
菜那美は苦笑しつつ答える。
「べ、別に特別な話は何もないんだけど。さっき告白されて、付き合うことにしたってだけで……」
ざわつく周囲。