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セフレの彼は幼なじみ
第13章 共同戦線
陸翔は事も無げに言った。
「もうすでにうちのクラスだけでなく、学年中に広く知られてるぞ。智孝はああ見えて、校内人気が高いからな。とりあえず、おめでとう」
真顔で言われ、どう言葉を返していいか分からない菜那美。
しかし、陸翔の表情に全く寂しさや動揺などがうかがえないことから、菜那美は密かに若干心を痛めていた。
やっぱり陸翔にとって自分は恋愛対象じゃなかったんだ、と改めて思う菜那美。
だが、「よく考えたら、このリアクションは想定内」とも考えていた菜那美は、そこまで深くショックを受けているわけではなかった。
「もうすでにうちのクラスだけでなく、学年中に広く知られてるぞ。智孝はああ見えて、校内人気が高いからな。とりあえず、おめでとう」
真顔で言われ、どう言葉を返していいか分からない菜那美。
しかし、陸翔の表情に全く寂しさや動揺などがうかがえないことから、菜那美は密かに若干心を痛めていた。
やっぱり陸翔にとって自分は恋愛対象じゃなかったんだ、と改めて思う菜那美。
だが、「よく考えたら、このリアクションは想定内」とも考えていた菜那美は、そこまで深くショックを受けているわけではなかった。