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セフレの彼は幼なじみ
第14章 帰り道、そして六度目
陸翔が言う。
「さてと、拭かないといけないし、そろそろ離してくれ」
依然として、上からのしかかるような体勢の陸翔の身体に、両手両脚を絡み付けて抱き寄せていた菜那美。
陸翔にそう言われても、菜那美としてはもっと長く繋がっていたかった。
「もうちょっとだけ、このまま……。ダメかな?」
「このままだと拭けないから、ちょっとだけ離せって。繋がったまま、すぐ2回戦に行ってもいいから」
そう言われてしまうと、菜那美としても離さざるを得ない。
菜那美が名残惜しそうに両手両脚を陸翔から外すと、陸翔は上体を上げ、そばに置いてあったティッシュを数枚手に取った。
そして、それを使い、菜那美と自分の身体に吹きかかった潮を拭き取り始める陸翔。
やはり申し訳なくなる菜那美だったが、その気持ち以上に、「まだ陸翔と繋がったままだ」という悦びの方がまさった。
菜那美はうっとりしながら、陸翔が拭き終わるのを黙って待っている。
「さてと、拭かないといけないし、そろそろ離してくれ」
依然として、上からのしかかるような体勢の陸翔の身体に、両手両脚を絡み付けて抱き寄せていた菜那美。
陸翔にそう言われても、菜那美としてはもっと長く繋がっていたかった。
「もうちょっとだけ、このまま……。ダメかな?」
「このままだと拭けないから、ちょっとだけ離せって。繋がったまま、すぐ2回戦に行ってもいいから」
そう言われてしまうと、菜那美としても離さざるを得ない。
菜那美が名残惜しそうに両手両脚を陸翔から外すと、陸翔は上体を上げ、そばに置いてあったティッシュを数枚手に取った。
そして、それを使い、菜那美と自分の身体に吹きかかった潮を拭き取り始める陸翔。
やはり申し訳なくなる菜那美だったが、その気持ち以上に、「まだ陸翔と繋がったままだ」という悦びの方がまさった。
菜那美はうっとりしながら、陸翔が拭き終わるのを黙って待っている。