この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第14章 帰り道、そして六度目
 陸翔が言う。

「さてと、拭かないといけないし、そろそろ離してくれ」

 依然として、上からのしかかるような体勢の陸翔の身体に、両手両脚を絡み付けて抱き寄せていた菜那美。

 陸翔にそう言われても、菜那美としてはもっと長く繋がっていたかった。

「もうちょっとだけ、このまま……。ダメかな?」

「このままだと拭けないから、ちょっとだけ離せって。繋がったまま、すぐ2回戦に行ってもいいから」

 そう言われてしまうと、菜那美としても離さざるを得ない。

 菜那美が名残惜しそうに両手両脚を陸翔から外すと、陸翔は上体を上げ、そばに置いてあったティッシュを数枚手に取った。

 そして、それを使い、菜那美と自分の身体に吹きかかった潮を拭き取り始める陸翔。

 やはり申し訳なくなる菜那美だったが、その気持ち以上に、「まだ陸翔と繋がったままだ」という悦びの方がまさった。

 菜那美はうっとりしながら、陸翔が拭き終わるのを黙って待っている。




/454ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ