この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第15章 智孝との昼食
「オッケー! いえいえ、気にしなくていいよ。もう辞めたけど、つい最近までバイトしてたし、貯金はまずまず貯まってるからね」
そういえば陸翔も同じようなことを言っていたな、と思い出す菜那美が聞く。
「やっぱり、受験勉強のために、バイトを辞めたの?」
「うん、もちろん! 部活も、この夏いっぱいで卒業かな。じゃあさ、ここで立ち話も何だから、ファミレスで腰を落ち着けてゆっくり話そうよ」
ここで再び、周りを見回し、誰かに聞かれていないか確認してから智孝が言葉を続けた。
「作戦会議も兼ねてね。あさって土曜日、僕たちにとって大きなイベント第1弾が控えてるでしょ」
「うん」
言うまでもなく、プールでのダブルデートのことだろう、と菜那美にも分かった。
智孝は自らも軽く頷くと、廊下の先を手で指し示しながら言う。
「じゃ、行こっか。ついてきて」
「はーい、案内よろしくね」
そして二人は連れ立って、ファミレスへと向かった。
そういえば陸翔も同じようなことを言っていたな、と思い出す菜那美が聞く。
「やっぱり、受験勉強のために、バイトを辞めたの?」
「うん、もちろん! 部活も、この夏いっぱいで卒業かな。じゃあさ、ここで立ち話も何だから、ファミレスで腰を落ち着けてゆっくり話そうよ」
ここで再び、周りを見回し、誰かに聞かれていないか確認してから智孝が言葉を続けた。
「作戦会議も兼ねてね。あさって土曜日、僕たちにとって大きなイベント第1弾が控えてるでしょ」
「うん」
言うまでもなく、プールでのダブルデートのことだろう、と菜那美にも分かった。
智孝は自らも軽く頷くと、廊下の先を手で指し示しながら言う。
「じゃ、行こっか。ついてきて」
「はーい、案内よろしくね」
そして二人は連れ立って、ファミレスへと向かった。