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セフレの彼は幼なじみ
第16章 夏休み最初の夜
母に「陸翔に夏休みの宿題を教えてもらいにいく」と言ってから、家を出る菜那美。
バッグの中には宿題や参考書を詰め込んでおり、決して嘘ではなかった。
ただし、主たる目的は、「ただただ、陸翔と二人っきりで過ごしたい」ということだったが。
夜8時を回っているので、夏とはいえ、外はさすがに真っ暗になっていた。
気温は昼に比べると相当下がっており、過ごしやすく感じられる。
道の向こう側にある畑からは、かすかに虫の音が聞こえていた。
夜空には真夏の星と月が輝く、美しい夜だ。
バッグの中には宿題や参考書を詰め込んでおり、決して嘘ではなかった。
ただし、主たる目的は、「ただただ、陸翔と二人っきりで過ごしたい」ということだったが。
夜8時を回っているので、夏とはいえ、外はさすがに真っ暗になっていた。
気温は昼に比べると相当下がっており、過ごしやすく感じられる。
道の向こう側にある畑からは、かすかに虫の音が聞こえていた。
夜空には真夏の星と月が輝く、美しい夜だ。