この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第17章 プール前日
その姿を見送った後、陸翔が一着のビキニを手にとって菜那美に言った。
「去年、菜那美が可愛いビキニを着てただろ。ああいうの、智孝も好きそうだぞ。例えば、こういうのもどうだ?」
それは、ピンク色でパレオ付きの水着だった。
一目見て「可愛い」と思った菜那美が言う。
「あ、私もこういうの好きかも」
「じゃあ、早速試着しろよ。入ろうぜ」
言いつつ、試着室に早くも自ら入る陸翔。
「え、あ……」
恋人同士だと店員に勘違いされている現状が、菜那美を舞い上がらせており、普段の冷静さを完全に奪っていた。
いつになく、おろおろする菜那美。
自分でも驚くほどに、言葉が全く出てこないのだった。
「去年、菜那美が可愛いビキニを着てただろ。ああいうの、智孝も好きそうだぞ。例えば、こういうのもどうだ?」
それは、ピンク色でパレオ付きの水着だった。
一目見て「可愛い」と思った菜那美が言う。
「あ、私もこういうの好きかも」
「じゃあ、早速試着しろよ。入ろうぜ」
言いつつ、試着室に早くも自ら入る陸翔。
「え、あ……」
恋人同士だと店員に勘違いされている現状が、菜那美を舞い上がらせており、普段の冷静さを完全に奪っていた。
いつになく、おろおろする菜那美。
自分でも驚くほどに、言葉が全く出てこないのだった。