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セフレの彼は幼なじみ
第19章 智孝の話
挨拶を交わしたあと、智孝が言う。
「菜那美ちゃん、明日って予定空いてるかな? ちょっと話したいことができて」
「うん、明日は大丈夫だよ」
「よかった! じゃあ、11時ごろに家まで迎えに行くよ。昼食がてら、ゆっくり話をしようよ」
「う、うん、分かった。あ、あの……話って……。何かあったの?」
話の内容が気になる菜那美は、恐る恐る尋ねる。
しかし、智孝は幾分か声色を明るくして答えた。
「そんなに、急ぎの用事ってわけでもないし、心配しないで。悲しいかな、僕の方は、絵莉花と何の進展もないし……。まぁ、そういうことで、また明日ね。突然、電話、ごめんね」
「いえいえ、じゃあ、また明日」
そして、智孝が再び「またね」と言って電話を切るのを確認してから、菜那美も切った。
「菜那美ちゃん、明日って予定空いてるかな? ちょっと話したいことができて」
「うん、明日は大丈夫だよ」
「よかった! じゃあ、11時ごろに家まで迎えに行くよ。昼食がてら、ゆっくり話をしようよ」
「う、うん、分かった。あ、あの……話って……。何かあったの?」
話の内容が気になる菜那美は、恐る恐る尋ねる。
しかし、智孝は幾分か声色を明るくして答えた。
「そんなに、急ぎの用事ってわけでもないし、心配しないで。悲しいかな、僕の方は、絵莉花と何の進展もないし……。まぁ、そういうことで、また明日ね。突然、電話、ごめんね」
「いえいえ、じゃあ、また明日」
そして、智孝が再び「またね」と言って電話を切るのを確認してから、菜那美も切った。