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セフレの彼は幼なじみ
第20章 部屋で陸翔と
翌日の午後、菜那美は陸翔の部屋にて、陸翔と一緒に宿題をしていた。
一段落して休憩を入れているとき、陸翔が唐突に言う。
「智孝と別れたんだってな」
そのことについては後で伝えようと思っていた菜那美は、先に言われて少し動揺した。
しかし、陸翔はそれ以上突っ込んで聞いてこないので、言葉少なに自分から説明する菜那美。
「うん……。でも、お互い納得して、のことだし気にしてないよ。ケンカ別れというわけでもないし」
「そっか、少し安心した。今朝、智孝からメールで知らされたんだが、智孝も似たようなことを言ってたな。諍(いさか)いがあったわけじゃないみたいだし、何より」
「気を揉ませてごめんね。夏祭りへは、また四人で行きたいな」
「おう。いつの間にか、もう来週まで迫ってきてるんだよな。俺も楽しみにしておく」
一段落して休憩を入れているとき、陸翔が唐突に言う。
「智孝と別れたんだってな」
そのことについては後で伝えようと思っていた菜那美は、先に言われて少し動揺した。
しかし、陸翔はそれ以上突っ込んで聞いてこないので、言葉少なに自分から説明する菜那美。
「うん……。でも、お互い納得して、のことだし気にしてないよ。ケンカ別れというわけでもないし」
「そっか、少し安心した。今朝、智孝からメールで知らされたんだが、智孝も似たようなことを言ってたな。諍(いさか)いがあったわけじゃないみたいだし、何より」
「気を揉ませてごめんね。夏祭りへは、また四人で行きたいな」
「おう。いつの間にか、もう来週まで迫ってきてるんだよな。俺も楽しみにしておく」