この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
セフレの彼は幼なじみ
第21章 夏祭り
「しかし、本当に……菜那美が俺を好きでいてくれてたなんて、予想外だったぞ。俺はずっとずっと菜那美だけを想い続けてきたんだが、まさか菜那美も同じ気持ちでいてくれたなんて、気づかなかった。7月始めごろ、菜那美が痴漢に遭った日、部屋でさりげなく『お前が俺のことを男として見てないのは知ってるけど』って言い放って、こっそり菜那美のリアクションを見てたんだが……その部分を綺麗にスルーしただろ。内心、少しショックだったぞ。『ああ、やっぱ、男としては見られてないんだな』と分かって。まぁ、前々から、そうじゃないかとは思ってたし、大ダメージってほどでもなかったが」

「あ、それ、覚えてる! でも、そこで『男性として見てる』だなんて、私から言えないじゃん……。あのときは、本当に、陸翔が絵莉花さんとお付き合いしてると思ってたし……」

「それもそうか……。とりあえず、ごめんな、色々」

 菜那美の目を見て、謝ってくれる陸翔。

 菜那美は「私こそ」と答えた。




/454ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ