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セフレの彼は幼なじみ
第3章 菜那美の部屋で……
「あ、ちょっと! しっかり制服をたたんでおかないと」

 綺麗にたたんだ自分の制服の横に、陸翔の制服が乱雑に脱ぎ捨てられているのを見つけ、菜那美が言った。



「そんなもん、後回しだ、後回し! 菜那美、お前……俺の決心を鈍らせる気かよ」

「そ、そんなわけないよ……」

「あと、やけに落ち着いてるなぁ。俺は初めてだけど、お前は慣れてるのか?」

「私ももちろん初めてだよ……。あれ、陸翔も初めて?」

 きょとんとした顔をする菜那美。

「お前なぁ……。俺がさっき、お前のソコを見たとき、『初めて見る』って言ってたの、忘れたのかよ。『見るのは初めてだけど、入れた経験はある』って、そんな不自然なこと、そうそう起こらないだろが」

「そうだよね、ごめん……」

「おしゃべりはここまでだ。俺はもう我慢できないから、行くぞ! 今さら、『やっぱり、やめたい』とか言っても、もう遅いからな!」

 言うが早いが、ベッドに座り込む菜那美の肩をつかんで優しく押し、仰向けに寝かせる陸翔。

 どうやら、正常位で交わるようだ。



 大きく開いた菜那美の脚の間で、陸翔はシンボルを掴み、ゆっくりと花裂へと近づける。

 幸い、菜那美は十分に濡れたままだった。




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