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セフレの彼は幼なじみ
第5章 二度目の……
二人の家の近くには、やや大きめの川が流れている。
その川べりが、菜那美のお気に入りの場所だった。
すでに夕方6時前なのだが、あたりにはまだ夕暮れの気配はうかがえない。
川の流れは穏やかで、流れの真ん中に点在する中州には、白い鳥の姿もあった。
菜那美は芝生のような地面に、ひとり腰を下ろす。
そして、流れゆく川を見つめながら、物思いにふけった。
考えることはもちろん、陸翔との関係のことだ。
菜那美の正面に見えている中州には、ひとりぼっちの白い鳥が一羽、声も立てずにたたずんでいた。
その鳥を黙って見つめる菜那美。
その川べりが、菜那美のお気に入りの場所だった。
すでに夕方6時前なのだが、あたりにはまだ夕暮れの気配はうかがえない。
川の流れは穏やかで、流れの真ん中に点在する中州には、白い鳥の姿もあった。
菜那美は芝生のような地面に、ひとり腰を下ろす。
そして、流れゆく川を見つめながら、物思いにふけった。
考えることはもちろん、陸翔との関係のことだ。
菜那美の正面に見えている中州には、ひとりぼっちの白い鳥が一羽、声も立てずにたたずんでいた。
その鳥を黙って見つめる菜那美。