この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
2年目の関係
第8章 21:10〜

いよいよだ――――
挿入しやすいように正常位で、脚を広げられていく。
あとは山之内くんが、噴射するまで待つしかない。
渉……ごめんね。
頭の中で小さく謝るが、胸は異様にドキドキしてくる。
な、なんだろう……この高揚感?
こんなことになってしまった後ろめたさからかも――――。
左右に引っ張られた脚と共に、花弁も形を変えていく。
全開で咲いた花は受粉をしたいかのように、蜜を纏わせて雄しべを待つ。
ピチャ――――
山之内くんがヒクつく花弁を指で撫でて、愛でる。
「んっ……」
指の腹が肉ビラの上を滑る感触に、こそばゆい快感が身体に這い上がってきた。

