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2年目の関係
第8章 21:10〜

「あっ……あぁぁ……」
気持ち……いぃ――――。
どうにも抗えない恍惚感に、感じるままに素直になっていく。
ヌプッ……クチュ……
二本の指先が挿し込まれ、蜜口の縁が押し開かれる。
穴の中を覗かれているんじゃないかしら?
先が読めない山之内くんの行動に、変な妄想も広がってしまう。
カエルみたいな格好で、股間を晒されているのは恥ずかしいよ。
散々舐められたから、今じゃもう臭いは気にならなくなっているけど……
むしろ唾液で、山之内くんフレーバーかもしれない。
間抜けな思考を巡らせていると――――
ギシ……
山之内くんの身体が動いて、ベッドが軋み――――
ペチャ……
太くて硬い物が、縦線に沿って宛てがわれた。

